インディアンと溶けたチョコレート、「めくらやなぎと、眠る女」 ─ その1
『ノルウェイの森へと連なる重要な作品』 今回、取り上げるのは村上春樹さんの「めくらやなぎと、眠る女」です。ちなみにこのタイトルを読んで、ピンときた方は結構な村上マニアです。というのもこの作品は「めくらやなぎと眠る女」と中...
『ノルウェイの森へと連なる重要な作品』 今回、取り上げるのは村上春樹さんの「めくらやなぎと、眠る女」です。ちなみにこのタイトルを読んで、ピンときた方は結構な村上マニアです。というのもこの作品は「めくらやなぎと眠る女」と中...
『いともたやすく行われるえげつない行為』 こう名付けられた、ファニー・ヴァレンタインのスタンド。その能力は現在のこの世界に平行して存在する無数の別世界、すなわちパラレルワールド間を行き来することができ、自分に加えて他者も...
『アメリカを象徴するものたち』 それではヨーロッパに続いて、新世界=現在の世界を統べるアメリカを象徴したキャラクターたちをご紹介していきましょう。 ★ジョニィ・ジョースター 彼は馬乗りです。車や鉄道のない当時、馬の存在な...
『ヨーロッパを象徴するものたち』 荒木さんが「スティール・ボール・ラン」で描こうとしたもの、それは現在、世界の王であるアメリカ合衆国がどのような存在なのかを解き明かすことであると書いてきました。その為にはアメリカがどのよ...
『アメリカ人の魂 (たましい) とは?』 アメリカの民主主義がどうやって成立したのか? 僕はその3において、歴史家フレデリック・ターナーの「アメリカの歴史の特質は東部から始まった西部フロンティア拡大に伴って、『民主主義』...
『スタンドの変化』 青年誌にステージを移して始まった新シリーズですが、これまでとの大きな違いとして、スタンドの能力の変化とそれに伴うビジュアルの変遷が挙げられます。これまでのスタンドは言うなれば能力を擬人化させたもので「...
『少年漫画の、その先へ』 第4部の「ダイヤモンドは砕けない」における吉良吉影(きらよしかげ)は悪人なのでしょうか? これは一般的な回答としては当然YESでしょう。なぜなら彼は己の快楽で人を殺す殺人鬼です。しかし、当事者で...
『進化し続ける作家、荒木飛呂彦』 僕は1973年生まれなので、1986年から連載スタートした「ジョジョの奇妙な冒険」はジャスト・リアルタイム世代です。ジョジョの前に連載していた「バオー来訪者」も大好きだったので、当初から...
『お爺ちゃんとなったウッディ』 「1」から「3」において、ウッデイらはアンディの「親」として、ずっと彼の成長を見守ってきました。しかし大人になったアンディは「親離れ」を果たし、新たな世界へと旅立っていく。そして「3」の終...
『なぜ、3で完結しなかったのか?』 「トイ・ストーリー4」に関しては予告編を見ていて、個人的にこうあって欲しいな、と思っていた内容がほぼ全てに渡って展開されていたので大満足な映画でした。しかし、Webを覗いてみると評判は...