「機動戦士ガンダム」は母殺しの物語である ─ その5【完】
『家族=束の間の安息を得た、アムロ・レイ』 幾多の苦難を経て、アムロは最後で遂に求めていた「家族」を手に入れます。それは他でもない、これまで一緒に戦ってきたホワイトベースの仲間たちでした。ア・バオア・クーの底で一度は死を...
『家族=束の間の安息を得た、アムロ・レイ』 幾多の苦難を経て、アムロは最後で遂に求めていた「家族」を手に入れます。それは他でもない、これまで一緒に戦ってきたホワイトベースの仲間たちでした。ア・バオア・クーの底で一度は死を...
『ランバ・ラル編以降のストーリーの変化』 「機動戦士ガンダム」の前半部は「父殺し」という通過儀礼を経て、少年が大人になるという古典的な「神話」であるとその2で説明しました。加えて主人公のアムロ・レイがこの一連の物語の中で...
『組織論を描いたガンダム』 当時、小学生だった僕らが「機動戦士ガンダム」で見せつけられたもの。それは「戦争」=戦いのリアルさに加えてもうひとつ、「組織」という複雑怪奇なものでした。これに関してはネットで検索すると幾つか本...
『アムロ・レイが求めたもの』 「機動戦士ガンダム」のストーリー・ラインを紐解いていくと面白い事が分かります。まずは主人公であるアムロ・レイです。彼はこの一連の物語の中で何を求め、そして何を得たのでしょうか。これが分かると...
『あえて申します。THE ORIGINは安彦良和バージョンの別ガンダムです』 1973年生まれの僕はジャスト団塊ジュニア世代(定義として71〜74年生まれ)であり、同時に「機動戦士ガンダム」のリアルタイム世代とも言えます...