「ミッドサマー」が描く、理想主義の限界 ─ その2【完】
『ローカルとグローバルの対立』 本作においては主人公ダニーと恋人クリスチャンの駆け引きが「ローカル=土着的なホルガ村の慣習」と「グローバル=世界的で現代的な価値観」の対立に姿を変えて展開されます。これはその1で述べた、ナ...
『ローカルとグローバルの対立』 本作においては主人公ダニーと恋人クリスチャンの駆け引きが「ローカル=土着的なホルガ村の慣習」と「グローバル=世界的で現代的な価値観」の対立に姿を変えて展開されます。これはその1で述べた、ナ...
『多幸感溢れるドラッグムービー』 アリ・アスター監督の最新作『ミッドサマー』はホラー映画と定義されています。けれど僕が特殊なのだと思いますが一秒たりとも怖いとか、目を背けたくなるというシーンはありませんでした。代わりに感...